始動不良、まし号も解決へ もはや恒例になりつつある、週末のクランキング地獄。 先週までの調査から予測した不具合としては <予測1>燃圧が極度に低くてインジェクタから吹けない <予測2>インジェクタ配線異常 <予測3>インジェクタ不良 <予測4>エンジンecu不良 <予測1 前に修理をした際はプラグコード不良との事で部品交換したそうですが、何故か3番シリンダーのプラグコードだけは交換しておらず、アバルトスパイダー124はオイル交換とエンジンチェックランプ点灯。その辺りを説明し、再度点灯するような場合は一度純正に戻す事も検討頂く事に。※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はご遠慮下さい。※「エラーコードが〇〇ですが、原因は何ですか?」という問い合わせを同業者さんから頂く事がありますが、仮に同じコードであっても、原因が必ずしも同じとは限りませんし、診ていないお車の故障診断をコードだけで行う事は無理ですので、ご理解下さい。前に修理をしてくれた工場にて熱対策の為に巻いてくれたそうですが、きちんと刺さっておらず、ただ定位置に置かれていただけの状態・・・「エンジンの調子が悪くて、エンジンをかけるのもやっとの状態なんです」と、お客様から連絡。3番のプラグコードは、純正新品をお持ちでしたので交換する事に。専用工具を使って、先端部をきちんとホールドしてから抜きも刺しもしないといけません。左右ヘッドライトを磨いて液体レジンをスチーマーにてコーティング。修理内容は、スパークプラグ交換と、お持ち込みのプラグコード交換のみ。写真の左側から見ると電極はしっかりしていてギャップも正常に見えますが、右側から見ると電極が摩耗してギャップが広い。4番シリンダーのプラグコードが妙にグラグラなのが気になって触ってみると、そのままスルッと抜けて来ました。そもそも、純正コイルにはコルゲートチューブが最初から装着されていた筈ですし、何故わざわざ新たに巻き直したのか・・・プラグコードを抜く際、引っ張って抜かないという事は基本中の基本! 圧縮の点検をする前に圧縮俺の起きる個所を知っておくことが重要です。エンストした時に聞こえたガツンという音はピストンとバルブが当たった時の音だったのだと思います。整備士の資格と経験を生かしたDIYや車の情報、整備技術、知識などをわかりやすくお届けしていきます。先ずはタイミングチェーンの状態を確認したかったのでヘッドカバーをあけてみることにしました。この様な不具合が起きる原因としては様々な要因が考えられます。シリンダーやピストンの摩耗、ピストンリングの折損、タイミングベルト(チェーン)のコマ飛び、エンジンのオーバーヒートなどが主な原因として挙げられます。プラグを外した状態のクランキング音と変わらない状態です。通常プラグを外すと圧縮が無くなるので音が変わります。クランキングの音の感じから圧縮不良が起きていると推定し、コンプレッション(圧縮)点検を行います。ここの隙間は正常であれば1mmもないので隙間が見える時点で明らかに異常です。そのほかに、各気筒の圧縮圧力のばらつき具合でもエンジンの調子を確認できます。各気筒ごとに極端なばらつきがある場合は何かしらの不具合があるといえます。車のクラッチペダルは使用していくうちに、クラッチが切れる高さが高くなってきます。 それは車のクラッチの構造上起こる現象です。 クラッチディスクの摩耗が進行するほどクラッチペダルの高さは高くなってきます。 クラッチの残量が […]これまでの点検で動機弁系に不具合がありそうだということが分かったので、その箇所に関して点検を行っていきます。画像だと少しわかりにくいですが赤丸部分に目に見えるほどの隙間があります。今回点検したエンジンは1AZエンジンです。1AZエンジンの始動不良といえば、スタータやフューエルポンプが定番ですが、今回の不良は圧縮不良(全気筒圧縮なし)によるものでしたのでその内容を紹介していきます。プラグ穴からエンジンオイルを垂らすことで、ピストンとシリンダーの密封がよくなり圧縮が上がることがあります。この場合ピストンやシリンダーに不具合があると推定できます。2.全気筒のインジェクタのコネクタを外します。これを行うことで燃料の噴射を停止させます。コンプレッションゲージの使い方を説明します。圧縮圧力を計測するには協力者が必要です。4.協力者にアクセル全開の状態でクランキングを行ってもらいます。数秒行ってゲージが落ち着いたらゲージ圧を読みます。この画像は今回のエンジンのバルブではありませんが、恐らくこのような状態になっていると思います。これではステムガイドに引っかかり閉じることはできなくなります。車好きによる、車好きのための、車が楽しくなるブログを作っています。今回の圧縮不良の修理にかかる費用はかなり高額になります。少なくともシリンダーヘッドのオーバーホールが必要になりますから、費用は何十万円の世界だと思います。今回は修理は行わないことになりました。運ばれてきた車の症状を確認すると、クランキングはしているが、クランキング音が明らかにおかしい。この工具を使うことによって各気筒の圧縮圧力を計ることが出来ます。エンジンのチューニングなどを行う場合には必須の工具です。DIYの工具としては本格的にエンジンの出力アップなどの整備をする方以外はあまり必要のない工具かもしれません。この画像を見るとバルブステムが曲がってしまっているのがわかるかと思います。またコンプレッションゲージの使い方などについても簡単に説明しています。この状態でクランクシャフトを回し、第一気筒を圧縮上死点にします。ちなみにうえの写真は第一気筒圧縮上死点の状態です。ベルトに近い方から第一気筒、第二気筒・・・となり、インテーク側のカムが上を向いている状態が圧縮上死点です。この状態でバルブクリアランスを計測す事が出来ます。普通に乗っている分には今回のようなバルブタイミングのコマ飛びが起きることはないです。するとバルブクリアランスが過大になっていることがわかりました。それも全気筒で。話を聞くと前々からエンジンからガラガラという音が出ていたそうなので、タイミングチェーンの伸びや、チェーンテンショナの不良などがあったものと思います。5.1気筒につき10回くらい計測します。一回計測するごとにゲージの圧力を抜いてください。通常クランキング音は吸気、圧縮、燃焼、排気という工程を繰り返しそれぞれの工程で負荷が違うため音が変化します。3.コンプレッションゲージにエンジンにあうアタッチメントを装着し、バルブ取り付け穴に挿入ししっかりと上から抑えます。トヨタ C-HRのナビまわりのパネルの外し方の紹介です。 C-HRのナビまわりパネルは外すのがちょっと面倒です。とはいっても外すパーツが少し多いだけでやり方さえ分かっていれば、すぐに外すことが出来ます。 パネルには、プラ […]トーションビーム式の足廻りの車に、キャンバ―角をつけるための部品『キャンバ―プレート』の取り付け方法を説明していきます。 トーションビーム式の車は車高を落としてもタイヤにキャンバーがかからない構造になっていますが、『キャ […] ダイハツ エッセ:エンジン始動不良(始動後に異音発生) 2015/07/09. エンジン始動不良までに至った経緯は、まずアイドリング中エンジンルームの方からガラガラという音がなりエンスト、そのまま再始動するもガキンという大きな音とともにエンスト、その後再始動不可状態になってしまったということでした。 エンジンを始動すると、 dsg上部のオーバーフロープラグよりオイルが噴き出します。 調べてみると、メカトロ不良で内圧上昇。 メカトロ交換となります。 後ほどまたブログに! 愛媛ナンバーですが、お住まいは岡山県のお客様。 エンジンを始動すると、 dsg上部のオーバーフロープラグよりオイルが噴き出します。 調べてみると、メカトロ不良で内圧上昇。 メカトロ交換となります。 後ほどまたブログに! 愛媛ナンバーですが、お住まいは岡山県のお客様。 始動不良の原因. ダイハツ エッセ:エンジン警告灯点灯(フロントO2センサ不良) 2020/02/06. ダイハツ エッセ:エンジン警告灯点灯 : 2018/01/18. 【し】 【J】ヤマハスクーターシリーズでのエンジン始動不良の解説です4サイクルになったジョグ系に多いトラブルの一つが「セルが回らなくなった」と言う症状です。セルが回らない症状突然エンジンがかからない・セルが回らなくなった場合、「バッテリ エンジン始動不良の症状. 2015/10/21. 以前、書きましたがカブ110プロのエンジン始動不良。つい最近、2週間放置後に再発しました。とりあえず以下の項目をチェック1.燃料ポンプの作動音はするか? ⇒ ok2.キックでの始動はどうか? ⇒ ng結局、この時はしばらくアクセルを煽ってセルを回したら始動しました。 始動不良(30分位で再始動できる) 2009/09/09. ニッサン セドリック:走行中異音がして突然走行不能になった : 2009/09/09. 2009/09/09. mini修理専門店 エクスガレージです。大阪からの修理のご依頼です。r56クーパーsで、暫く停車するとエンジンがかかりにくくなるという症状です。暫くとは、一晩とか1日。何度かスタートボタンを押してエンジンがかかると、アイドリングなど問題は無いようです。 前に修理をした際はプラグコード不良との事で部品交換したそうですが、何故か3番シリンダーのプラグコードだけは交換しておらず、アバルトスパイダー124はオイル交換とエンジンチェックランプ点灯。その辺りを説明し、再度点灯するような場合は一度純正に戻す事も検討頂く事に。※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はご遠慮下さい。※「エラーコードが〇〇ですが、原因は何ですか?」という問い合わせを同業者さんから頂く事がありますが、仮に同じコードであっても、原因が必ずしも同じとは限りませんし、診ていないお車の故障診断をコードだけで行う事は無理ですので、ご理解下さい。前に修理をしてくれた工場にて熱対策の為に巻いてくれたそうですが、きちんと刺さっておらず、ただ定位置に置かれていただけの状態・・・「エンジンの調子が悪くて、エンジンをかけるのもやっとの状態なんです」と、お客様から連絡。3番のプラグコードは、純正新品をお持ちでしたので交換する事に。専用工具を使って、先端部をきちんとホールドしてから抜きも刺しもしないといけません。左右ヘッドライトを磨いて液体レジンをスチーマーにてコーティング。修理内容は、スパークプラグ交換と、お持ち込みのプラグコード交換のみ。写真の左側から見ると電極はしっかりしていてギャップも正常に見えますが、右側から見ると電極が摩耗してギャップが広い。4番シリンダーのプラグコードが妙にグラグラなのが気になって触ってみると、そのままスルッと抜けて来ました。そもそも、純正コイルにはコルゲートチューブが最初から装着されていた筈ですし、何故わざわざ新たに巻き直したのか・・・プラグコードを抜く際、引っ張って抜かないという事は基本中の基本! 2018/02/04.
アメリカ長距離トラックの車窓より 道、間違った!の巻 Wilmington to Chicago イリノイ州(車庫入れシーンもあるよ! ニッサン セドリック:走行中エンストし再始動性も悪い。 2009/09/09. 修理後は問題なくエンジンが始動できてているようで一安心です。 今回の修理は、まず最初の段階で症状がたまにしか出ず、しかも始動不良だけでエンストの症状は出ていなかった、という事で手間取りま … 車両を持ち帰り、診断機で故障コード履歴を調べるも異常コードの履歴は無し。そう考えると早い段階で症状が常態化した事で、長期戦に至る前に完治出来た事は運に助けられた部分もありますね~Sorry, the comment form is closed at this time.現場に出向きエンジンを始動してみると、やはり普通に始動してしまいました。修理書によると、ECUから直接配線されている黒線アースはパワーグランドという名称で、もう一つの茶黄の方がロジックグランドと分けられているみたいです。本来ならここの間の配線を修理するのですが、沢山の配線と共にまとめて被覆を覆い配線されているため、実際には特定の配線だけをを交換するのは不可能。案の定、症状は2~3日しても出る事が無く、これは困った事になったなぁ・・と思い、いよいよ迷宮入りかと頭を悩ませていた所、ある日突然エンジン始動不良の症状が!最初にお電話で連絡いただいた時は、エンジンがかからないので見にきてほしいというもの。この手の修理はとにかく症状が出ないと調べようが無いので、長期戦も覚悟の上でやるしかなさそうです。今回の修理は、まず最初の段階で症状がたまにしか出ず、しかも始動不良だけでエンストの症状は出ていなかった、という事で手間取りました。まじかぁ~振り出しに戻ったかぁ・・と半ばあきらめてかけていたところ、別の修理が入ったので、とりあえず一旦診断機を外し別の修理へ。そこで診断機を接続するデータリンクカプラへ接続されている配線をたどってみてみると、下記写真の茶/黄の配線にショートカプラーを介して繋がっている事に気づきました。たまにしか出ない症状のために、非常に長い間の時間と労力を必要とする場合もよくある話です。あ~なるほど。これって診断機つないだ時だけ何らかの理由で回路が成立し普通になるって事か。この状況を逃してはなるものかと、今回はその状態で各リレーの点検、フューエルポンプ系点検も全く異常ナシ。あ!もしやこれって診断機つないだ時だけ始動できるの?と思い、診断機を外してみると、予想通りエンジン始動出来ず。他のメーカーのECUではあまり見かけないので、全然気づきませんでしたが、ホンダのPGM-FIではこんなところからもアースを取っていたんです。とりあえず摩耗ぎみだったプラグを交換し、一度納車し様子を見ていただくことに。ここのアースはどこにつながっているかというと、エンジンインテークマニホールド上部にグランドアースと共にボルト止めされていて、こことECUの間の断線が疑われます。このタイミングを逃してはいけない!とばかりに、とにかくこの状況でECUの異常コードを調べるため、診断機を接続しエンジンを始動!またバモス、アクティ系でよくあるエンジンとボディを繋ぐアースの断線も点検しましたがそこも問題無し。我々整備士にとってトラブルシューティングにおいて「たまにしか出ない症状」が本当にやっかいです。と言うことで再度診断機をつないで、再始動・・・とまたもやフツ~に始動(汗そこで本格的に原因を調べるためお車を預かり点検する事になりました。お客様によると確かに何度やってもかからなかったのに、何で?との事。自宅に出張し、私が実際にエンジンを始動を試みると、スターターも勢いよく回り普通にエンジンが始動。そこでECUの出口付近のロジックグラウンドアースを分岐し、ボディーアースする事で対応することにしました。電源系は先に点検して問題無かったので、やはりアース系が怪しい感じです。ECUの内部でアースが2系統あるようで、今回問題があったのはロジックグランド側のアースだったみたいです。しかもその後何度も始動を試みても、いたって普通にエンジン始動、調子も全然問題ない感じです。この時までECUがこんな所でもアースされている事に気づきませんでした。別の修理を終え、再度バモスの修理へチャレンジ。とばかりにエンジンを始動すると、今度はエンジン始動しな~い!