入り口温度が20℃なら、出口温度は49℃となる。 ただし、放熱は考慮していない。 例 題 3(流れない空気の加熱) 体積100m 3 の乾燥室を2kWのヒーターで加温する場合、1時間で上昇する温度は、表9の太字セル「ΔT=46℃」。 操業状態のままの体積流量で表す場合は、圧力 0.5MPa(G)、温度20℃ で流れている空気の流量は操業状態を1時間で見れば 0.1808m 3 ですので、 流量計の仕様として 0.1808m 3 /h(op) 0.5MPa(G) 20℃ AIR と … 「温度を一定にすると、一定量の気体の体積は圧力に反比例する。」 これをボイルの法則といいます。物質量と温度を一定に保ち、 圧力をかけると体積は小さくなり、 容器の体積を小さくすると圧力は大きくなるということす。逆に圧力を下げると体積は大きくなり、 体積を大きくすると圧力は小さくなります。風船をイメージすると分かり易いと思います。 ぎゅっと握ると小さくなるけど中の気体は圧力が増してパンパンになりますよね?あれです。 空気は温めるとぼう張,冷やすと収縮。 ⑶ 空気の体積変化 温度が1℃上(下)がるごとに,0℃のときの体積の 1 273ずつ増える(減る)。 ⑷ 身近な空気の体積変化 身近にあるぼう張の例を確認する。 2 水の体積と温度の関係 【基本2】 さて空気の温度によって体積が変化する仕組みを説明していきます。 まず前提として 空気だけでなくどんな物体においても温度というのは、 その物体の分子の運動によって決まっている ということを知っておかなければなりません。. 分子が激しく動いていればその物体の温度は高くなり、
ボイルの法則は一定温度の元では、 「一定量の気体の体積は圧力に反比例する」 というもので圧力 P 体積 V とすると \color{red}{PV=k} と表されるものです。シャルルの法則は一定圧力の元では、 「一定量の気体の体積は絶対温度に比例する」 というもので体積 V 絶対温度 T とすると \color{red}{V=kT} と表されます。この2つの法則を組み合わせてみましょう。