漫才って普通はボケに対して「違うだろ」ってツッコミを入れるのが通例というかスタンダードですよね。でもそれを邪魔しているのがエゴであり、「なんでオレのほうが避けないといけないんだ!」というストレスに繋がっているワケです。たとえば、道を歩いていて、そこを塞いでいる人がいたら、人によっては「邪魔だよ!」とキツい一言を投げかける人もいるでしょうし、そうでないにしても通り過ぎる時に「チッ!邪魔なんだよ」と心の中でイラついている人も多いと思います。こういう話をすると「良い人間になれって話?」といぶかしげに思う人も多い事でしょう。そんなぺこぱの優しい漫才にも実は学ぶべきものはたくさんあります!たしかに他人に優しくなることは大切ですが、善人や聖人君子になれという大それた話をしたいワケではありません。他人や環境というのは、あれこれ言葉で教えたり文句を言ったところで、自分で何とかなるものでもありませんよね。「他人を思いやる」、「他人に優しく」・・・その前にはまず自分に軸を置いて考えることが非常に大切なのです。中には「アンタが怒る筋合いはないだろ」と思うような関係のないことにまであれこれと手厳しいツッコミを入れてるワケですが、こういった現象は街なかでも頻繁に起こっていますよね。でも、道を塞いでたとしても、道の端っこが通れるのであれば、ぺこぱ的発想で言えば人との繋がりの中で嫌な思いをすることは一度や二度ではないはずですが、高倉健はその原因は他人ではなく、あくまで自分自身にあると言いたかったのです。ぺこぱの優しいツッコミのように、他人を責めるよりも自分に原因があるんじゃないかというスタンスで人生に臨むことで、より能動的で前向きな自分に生まれ変われるのでは、そう思います。漫才であれ、なんであれ、人の心に響くのはそれなりの理由があるハズです。他人に責任や原因があると思うからこそ、他人を恨み、そしてその感情を持ち続けることで自らのストレスとなってしまうのです。そんなことをしたって何も変わらないのに、それにもかかわらず、他人や環境のせいにする無意識なルーチンがあなた自身の精神をむしばんでいるとも言えます。というスタンスでイラつくことなく通り過ぎればいいだけの話です。という具合にトラブルの原因は常に自分のほうにあるんじゃないかという視点でボケに対してツッコミを入れていくのが斬新であり、笑いを生むと同時になにかあったかい感覚を呼び起こさせてくれる原因となっているワケです。「悪かったのはオレだ」そう思えば、クヨクヨと思い悩むことはありません。ぺこぱの漫才がこれだけ支持を受けるのは面白いということだけに留まらない、現代人が忘れがちな「自分はどうか」という考え方のスタンスに共鳴したからではないでしょうか。「2回もぶつかるってことはオレが車道側に立っていたのかもしれない!!」これらは、ツッコミの松陰寺太勇が繰り出した「優しいツッコミ」です。 史上最高と言われる2019年のm-1。なぜあれほどの“神回”になったのか。出場した漫才師の連続インタビューでその答えに迫っていく。最終決戦の「高齢化社会」のネタもウケたぺこぱ。3位に終わったものの …
【ぺこぱが生み出したぺこぱにしかできない漫才】 それがぺこぱの強みだと語るのは相方のシュウペイさん。 ですが、ぺこぱにしかできない漫才を生み出すまでには大変な苦労が! 何かキャラが欲しくて、キャラ探しに奮闘の日々が。 高橋秀樹[放送作家/発達障害研究者]***現在、漫才(コント含むが、コントしかやらないユニットは除く)の一線級にいる人はいくつかのパタンに分類できると考える。年…(2020年7月23日 7時30分12秒… ã¥ã¢ã¯ã¼ãã®ãã¿ã³ã®å ´åãçµå±ã¯æ¼«è«ã§ããããã£ã¦ç¸ã¥ã¡ãå ¥ãã¦ãããç¸æãããã°è¯ãã
みなさん、どうも僕です。 2019年のm1グランプリをキッカケとしてブレークを果たした漫才師・ぺこぱ。 彼らの漫才は「優しいツッコミ」で人を傷つけないことが大きな特徴として取り上げられています。 そんなぺこぱの優しい漫才にも実は学ぶべきものはたくさんあります! 時を戻そう。昨夜、第15回m-1グランプリが開催され、漫才師たちによる激戦が繰り広げられた! 見事5040組の頂点に立った「ミルクボーイ」のネタには抱腹絶倒だったが、ファイナリストの中でも『ぺこぱ』の斬新なツッコミには多くの方が衝撃を受けたのではなかろうか?