精神障害者 グループホーム トラブル, フロントメモリー Mp3 ダウンロード, ウイイレ2020 ハリー ウィンク ス, 駅名 記憶 中央線, 住宅ローン 勤続年数 合併, 世界 都市ランキング 横浜, 宇賀神 友弥 奥さん, 内定辞退 いつまで 知恵袋, ドイツ おもちゃ 赤ちゃん, 全権を 委ね ます, 倖田 來未 Dance In The Rain Pv, 大吉 美しが丘西 閉店, Office 365 Redirect, YSCC ユニフォーム スポンサー, 藤原竜也 菜々子 インスタ, 丸善 名古屋 在庫, I'll Show You, おはぎ ぼたもち こしあん つぶあん, ZIP キンプリ 岸, かもしれない 英語 ビジネス, ドクターマーチン 厚底 バイク, 失行 食事 リハビリ, 脳出血 半身麻痺 治る, 魚真 下北沢 インスタグラム, 風のガーデン 再放送 2019,

2013年の途中に湘南から松本山雅に移籍すると2014年は41試合で8ゴール10アシスト。ベストイレブン級の働きを見せてj1初昇格に大きく貢献した。2016年と2017年は大宮でプレー。2018年に松本山雅に復帰したが38試合で5ゴール5アシスト。 松本山雅に出会った日 後編 57. 2018/05/19 16:16. サビアは途中出場したブラジル人で、特に活躍はしなかったが、チャントは確かに面白かった。氷川きよしが歌うド演歌のメロディなのである。主導権は松本が握っている。いったいどうすればあれほどの劣勢を覆せるのか。能力では圧倒しているはずの札幌でも崩せなくった。しかし、札幌は非常に良いチームで、劣勢になっても混乱せず、耐えに耐え、細い糸を手繰り寄せるように時折訪れるチャンスをものにしようとしていた。そういえば、広島サポーターのきのりさんが来ているようなので、連絡をしてみた。コンコースで落ち合うと、開口一番。ぼくは山雅ビールを注文することにした。ビールを待つ間、名刺を交換した。頂いた名刺を拝見した後、思わず声を出して驚いてしまった。生まれた疑念が確信へと変わっていく。調子がいいとか悪いじゃなくて、戦力が足りていない。でも、おかしな話だ。このチームが現在J2で2位なのである。逆に札幌は6位であった。1位の札幌と最下位の松本と言われても納得してしまうような試合内容であったのだ。そんな時に、松本山雅のゴール裏から、試合前に歌っていたあのチャントが湧いてきた。勝っているときはどうでもいい。好きにすればいい。どうやっても楽しいのだ。しかし、負けている時こそ、サポーターの腕の見せどころだろう。前半まで札幌の選手が自由自在にドリブルしていたのが嘘のようであった。札幌の選手がボールを持つと、すぐにディフェンダーが潰しに行く。さっきまで3人が囲んでも取れなかったのに、後半は潰せるようになっていたのだ。それは思想といってもいいかもしれない。サポーターとは、どんな時でもスタジアムに駆けつけるものだという言葉を、誰もが歌いたくなるようなメロディを口に出させることで、心に浸透させていく。とても美味しいのだが、一人で二本も食べようと思うと、甘辛のタレが少しきつくなってくる。と思ったのもつかの間、12分に札幌がコーナキックのチャンスに、FWの戸倉が飛び込んでいき、ヘディングで押し込んだ。あっけないほど簡単に札幌が先制することとなった。札幌はコーナーキックのチャンスで巨躯を誇るパウロンの頭にあわせた。ゴールの上に逸れはしたが、決定的なシュートであった。この展開から2点差をひっくり返せるとはどうしても思えない。ヒガシさんと別れて少し歩くと、「中村さん、どうも」と、またもや話しかけられた。こちらの方は、ぼくの著書を読んでくれたので顔を知っていたようだ。すぐ後ろに並んでいた青年も会話に入ってきたので、バスに乗り込む間ずっと二人で雑談していた。彼は、松本にある大学に通っているらしい。松本山雅を見始めて1年だったか2年だったか忘れてしまったが、それほど観戦歴が長いわけではないとのことであった。拍手を送った。両チームに心よりの拍手を送った。そして、しばらく呆けてしまった。攻め寄せる度に、観客の呼吸が聞こえてくる。シュートを外すたびに1万人の大きなため息が聞こえる。後から考えると、五平餅の甘辛のタレが効いていたせいで、ビールの苦みの方が強調されたのかもしれない。次はフラットな状態で飲むことにしよう。しばらく呆然としていたらしい。気付くと観客はほとんど席を立っていた。アルウィンは、先ほどまでの熱気を失っていた。2失点。気持ちが萎える瞬間である。サポーターも落ち込むが、選手も落ち込むだろう。負けを意識するだろうし、勝利が遠のく瞬間である。どんな時でもここにいると一言でも口に出してしまったら、そのあと松本山雅を裏切ることなんて出来るだろうか。松本山雅の敗北である。しかし、ピッチの上に倒れこんで立てなくなったのは札幌の選手であった。よほど厳しい展開であったのだろう。そして、リズムを乱した札幌がボールを失うと、船山貴之選手がミドルシュートを撃ち込んだ!!文章や音声コンテンツが面白いと思った方は、是非サポートをお願いします!コンテンツづくりのための経費や投資に使わせて頂きます。用途については不定期でnoteに公開します。前田俊介が一度ボールを収めると、松本の選手が3人がかりで取りに行っても決して奪われない。そして、次々とパスが展開されていく。松本も時折反撃に出るのだが決定的ではなく、防戦一方になっていった。そのきのりさんには、アルウィンはどう感じられたのだろうか。試合の感想を聞くと、きのりさんは斜め上のほうを向いて、遠い目をした。結局、信州酒場「雷電」というお店に入った。座敷に座り込む。男性は寡黙なタイプで、ぼくもぼくで疲れていたのであまり饒舌ではなかった。向き合って静かにメニューをめくった。マスコットのガンズくんであった。ガンズくんの特徴は、頭が大きく、首がないことだ。ライチョウのはずなのだが、フクロウのようなフォルムをしている。胸一杯の愛が込められたチャントは5分以上続いていた。その中で、一瞬落ち込んだスタジアムの空気が少しずつ熱を取り戻していった。ぼくが2つめの五平餅相手に苦戦していた時、ピッチでは驚くべき事が起こっていた。それだけではない。驚愕すべきことに、ゴール裏だけではなく、バックスタンドやメインスタンド、見渡す限り、あたり一面のサポーターがみな同じように、タオルを回していた。応援は確かに凄い。しかし、チームとしての力はいまいちだ。もうちょっとホームの松本に頑張ってもらわないと見応えのある試合とは言えないので、その点は残念だった。セットプレーから何度かチャンスは作ったのだが、流れの中での得点は難しそうだ。地力が違う。最後には、ゴール前へとロングボールを放り込んで、一発逆転を狙う。しかし、札幌の屈強なDFパウロがすべて弾き返す。何もかもを弾き返していく。きのりさんがそう言ったとき、自転車が通りかかった。サドルの上には、頭の大きな鳥類が座っていた。男性は、居酒屋「まるちゃん」という焼き鳥屋に電話してくれたのだが、お休みのようだった。長野パルセイロとのダービーを描いた映画『クラシコ』にも登場するお店なのだが、名物店主の気分によって開いたり、閉まったりするとのことだ。負け試合の後だからやる気が出なかったのかもしれない。松本では、サッカーが社会的なインフラとして機能している。残念ながら東京ではそうはいかない。どれだけ音源が良かったとしても、音楽ライブに行く必要がないという話にはならない。そんな時、トピックに食いついただけの人はすぐに離れていってしまう。しかし、サポーターは「どんな時でもここにいる」のだ。そして、チームが上向きではない時にサポーターまで来なくなってしまったら、破滅が訪れる。観客からの入場料収入がなければ倶楽部運営は成り立たないのだ。サポーターは観客である。しかし、観客であると同時に、出演者であり、主演にすらなりえる。J3に所属するSC相模原サポーターのヒガシさんであった。この日は奥様と共に「偵察」に来たとのことだ。すごいところで出会うものだ。松本にあった庁舎に火をつけたのは長野のやつだ、と言う人もいるが、そのへんの事実関係は明らかになっていないようだ。週末の予定を潰して、お金を払って見に来ているのに0−2なのである。音楽のコンサートとか、講演会とか、プロレスとか、他の興業ではこんなことは許されない。ロックフェスなのに、チューニングも合わせていないギタリストが現れたら、金を返せと言ってもいい。サッカーはゲームである。しかし、同時にゲームではない。芸術である。監督が作り上げる芸術作品であるという人もいるが、それは一面に過ぎない。多数の人が、それぞれの思惑を持ち、試合に望む。そしてその気持ちが2つの塊へと収斂し、ぶつかり合う。論じるだけ無駄だ。スタジアムに来て良い試合を当てて、その時の熱気を感じれば、それだけですべては解決する。音楽ライブを論じる時に、音源派とライブ派に分ける必要があるだろうか。音楽ライブが好きな人は、ライブが絶対的に好きで、その派生として音源を聞いている。明日のアルウィンはどんな表情を見せてくれるだろうか。ピッチサイドから観戦するのでとても楽しみだ。そういった気持ちを封殺し、松本山雅への愛情へと向ける。これはコピーライティングの力と言ってもいいかもしれない。アルウィンは、選手と観客、サッカーと人間が一つに溶け合った理想的な劇場であった。これこそがホームスタジアムだ。これは、人間が生み出せる最高の芸術の一つではないだろうか。透き通るような青い空と、遠くから見下ろす山々、吹き抜ける風は変わらないが、観客席は空っぽになった。唯一ゴール裏のサポーターだけが、横断幕を撤去するなど、セカセカと働いていた。これは当たり前のことではない。こんなことが……。こんなものが日本で見られるなんて……。サッカーとは劇場なのだ。ディズニーランドと比べる人もいるし、それはそれで比較軸としては成立している。しかし、本質を外している。サッカーは劇場であり、「主演」になれる劇場なのだ。試合の途中ではあったが、せっかくだから飲みに行くことにしよう。とりあえず、松本に到着する前に、ずっと塩漬けになっていた文章を公開することが出来た。長野パルセイロといえば、松本山雅とは地域リーグ(当時の4部より下のリーグ)の時代から戦ってきた宿命のライバルである。どうやら今日はこっそり視察に来たようだ。ゴールが決まると、太鼓がトコトコ、トコトコ、トコトコと鳴り始めた。ゴール後の歓喜のチャントは、どのチームでもやることなのに、随分控えめな音だなと思ったのだが、それは合図であったらしい。どうやら大学では、観戦グループのようなものが出来ていて、仲間と一緒に見に行ったり、後で試合について語り合ったりするようだ。グループには学生だけではなく、教員も入っていて「社会的垣根」を跳び越えて交流しているらしい。怯まず力尽くで噛みつくと、程良い塩味にあふれ出す肉汁である。そして、ほんのりとレモンが香ってきた。札幌も、時折反撃に出るのだが単発に終わってしまう。前半は支配的であった前田俊介も目立たなくなっていた。先制点を切っ掛けに、札幌が主導権を握っていった。優勢になった札幌の攻撃は驚異的であった。特に、前線でボールを持った前田俊介選手が無双の活躍をしていた。松本山雅にしてみると、何とか2点で凌いだという前半であったし、札幌からすると2点しか取れなかったという前半であった。札幌の選手にとって、後半は地獄のように思えたかもしれない。前半は簡単に出来ていたことがまったく通用しなくなっていた。ああ、そうか。そうだった。松本山雅には反町康治監督がいた。日本を代表する策師と言われている監督だ。そういった攻守の問題に加えて、単純なパスミスやクリアミスも目立つ。全体的に粗が目立った。ちょっと勝ち目がなさそうだ。しかし、サッカーは競技である。勝つか負けるかはわからない。そして、長年やっていると負け試合が続くこともある。松本の攻撃もいまいちで、優れたアイディアがあるようには見えない。大きなボールを前線に蹴っていくのだが、その多くは札幌のDFで身長192 cmのブラジル人パウロンがはじき返していた。意味もわからずガンズ君を見送り、きのりさんと別れた。スタジアムを出て、シャトルバス乗り場へと向かう。バスを待つ長い行列の一番後ろに並ぶ。列整理のおじさんに何分くらい待つのかと尋ねると、2,30分ではないかと教えてくれた。おじさんが話しかけてきた。しかし、松本のサッカーは依然としていまいちであった。相変わらずの劣勢である。どうにもならない。実力が違いすぎる。サッカーはサッカーであってサッカーではない。これは人間が生み出す熱気であり、まさしく芸術なのだ。コンコースはやや狭く混雑していた。その中で比較的空いていたブースを見つけて、仙台発祥と銘打たれたタン塩の串焼きと、信州名物五平餅、そして山雅ビールを購入した。山雅ビールというのは緑色をしたビアカクテルだ。口の中が甘くなってきたので、牛タン串を食べ始めた。こちらも、五平餅に負けず劣らず大きく、根性のある堅さをしていた。ぼくと同じ感想だ。あの時、アルウィンの雰囲気は尋常ではなかった。人の心を動かす何かがあるのだろう。アルウィンの定番メニューのようだ。気にはなったが、それよりも聞きたいことがあった。きのりさんはJリーグ開幕以来の生粋の広島サポーターで、酸いも甘いもみんな味わってきている。サポーターならわかる。どんな時でもという言葉は重い。非常に重い。どうでもよくなることもあるし、あんまりにも萎える出来事があって相手の応援をしたくなるようなことだってあるだろう。泥のように酔った翌日の強行軍だったため、少し疲れが出たらしい。今日はもう用事もないので、ホテルでアジア大会に出場しているU-23の代表戦を見ることにした。試合の展開に戻る。主導権を取り戻した松本山雅であったが、なかなか追加点が取れず、スコアは1−2のままである。このままでは札幌に逃げ切られてしまう。胸を打たれた。気付くと、涙が溢れそうになっていた。なんでぼくが泣かなければいけないのだ。わけがわからないが、とにかく感動している。監督の智謀のぶつかりあい、選手たちの骨がぶつかり合う音、気迫、そして両チームを支えるサポーターの熱気。これ以上のものがこの世にあるとはぼくは思わない。山雅ビールは、オレンジの皮から作った甘いリキュール、ブルーキュラソーが入っているらしい。だから、甘い味がするはずなのだが、ぼくの記憶ではほろ苦い味わいとなっている。座席に戻ろうと思ったが、あの狭い席で食べるのは嫌なので上の方の空いている席に座って隣の席にビールを置いた。サッカーにはテレビ観戦派と現地観戦派がいる。どっちがいいのかという論争になることもある。その論争はまったくもってクレイジーなものだ。飲み屋を求めて松本の市街を歩く。街中に、松本山雅FCの緑色の旗があふれている。町中が、地元のクラブを歓迎していることが感じられた。とても羨ましい、とても幸せな光景である。ゴール裏のサポーターが、緑色のタオルマフラーを頭上でグルグルと振り回しながら歌い始めていた。それだけなら珍しいことではない。しかし、ゴール裏の隅から隅まで、見渡す限りすべての人が、みんなタオルをグルグル回している。前田俊介以外にも、20番の上里一将、32番の中原彰吾や39番の都倉賢は、まるで羽根でも生えているかのように自由にピッチを駆け回っている。止める術がないのだ。個人の能力では相手の方が上であり、どうすることも出来ない。本来的には別の県になるくらい長野と松本は近くて遠い土地であった。そこを強引にくっつけたので、ややこしい摩擦が生まれることになった。後から調べたのだが、松本と長野は、明治維新後の廃藩置県の際には本来別の県になるはずだったらしい。しかし、松本にあった筑摩県の県庁が、火災によって焼失したことによって、筑摩県は県ごとなくなって長野県に統合された。このボールをMF上里が直接ゴールにたたき込む。どう反応しても取りようがないような模範的なフリーキックであった。だからこそ、2店目を取られたタイミングでこの曲なのである。曲自体の情感もあるが、このタイミングでこの曲を歌うセンスにも感心してしまった。非常に個人的な話なのだが、昔サカつくというゲームをプレーしている時、我軍の主力が前田俊介選手であった。その時は、攻撃のタスクをすべてこなす化物級の選手にまで成長させた。着信音は出さない設定にしているのだが、たまたま画面を見ていたので気付いたのだ。チケットを譲ってくれた松本山雅サポーターの男性から、夜の予定を入れていないようなら一緒に飲まないかというお誘いだった。というのも、松本のサッカーは、お世辞にも上等なものとは言えなかった。ディフェンスは、精一杯頑張っているのだが、相手のオフェンスを全く封じられていない。