国鉄でもこの切符を発行してよいかが本社レベルで話し合われ、検討会が何度も行われたと言われている。前例のない乗車券だったことが伺える。ここで、「直接乗り継ぐ」の解釈には、以下に示す旅客営業取扱基準規程第43条の2の規定が関連している。古い時代に行われた最長片道切符旅行の行程は、手計算で立案したルート構成を総当たり的に検討した結果得られたものであり、実際の算出作業は非常な困難を極めた。この条項は、1996年1月改訂で幹在同一線扱いだった小倉・博多間が別線扱いとなったため、それ以前から存在していた西小倉・小倉間及び吉塚・博多間の「分岐点通過列車に対する区間外乗車の規定」の趣旨を引き継いだものである。種村のこの旅行以外で自動車線を含む一筆書き旅行が行われたことはないため、このとき種村が使用した片道切符は名実共に史上に残る日本一最長の片道切符である。自動車線の廃止が相次いだことや、自動車線が分離され子会社となったことにより、連絡運輸廃止または連絡運輸は1回に限るという規則になった現在では、この切符による旅行を上回る旅行自体ができないため、この記録は将来にわたって破られることはない可能性が高い。こちらも最長片道切符の旅ではあまり検討されないが、JRと全国数箇所の第三セクター鉄道はJR線全線全駅との通過連絡運輸を締結している。このためJRのみの最長ルートよりも長い距離での旅行が可能である。ただし、通過連絡運輸を適用可能とする場合は2社以上通過しても良いかの見解はJR各社で別れる。一周型最長片道切符の場合は発着駅限定の通過連絡運輸があるので経路特定区間の影響を受けるルートで購入したほうが現在は長くなる。以来、鉄道ファンの間では散発的に同種の試みが行われるようになったという。しかし、明確な文献記録が残されている事例はなく、ごく稀な事例だったと考えられる。現在JR各社間で統一されていない旅規の解釈上の問題があり、これによってJRの最長片道切符の経路と総延長距離が大きく変わる。また、整備新幹線の開業による在来線の第三セクターへの移管や路線自体の廃止などで、NHK「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」放送時とは大きくルートが異なる。コンピュータを利用した経路の探索は、近年のコンピュータのスペック向上により、年々容易になっている(計算時間の短縮や、簡易な手法でも結果を容易に得られる、等)。また、通常の最長片道切符では出来ないが、本州内最長片道切符や、九州内最長片道切符は連絡運輸を締結している事業者を使用することが出来る。この場合連絡運輸締結事業者を使用出来るのは2社までとなるが大多数の場合は1社のみしか適用できない。という2つの条件を満たす任意の駅間・経路に対して発売される片道乗車券のうち、発駅から着駅までの距離が最も長いものを指す。「距離」として営業キロを採用するか運賃計算キロを採用するかは意見が分かれており、このどちらを採用するのかによって経路が変わることがある。従来どおり幹在同一路線として扱うためには、前述した旅規第68条第4項第1号および第2号(環状線一周、折り返しによる打ち切り)で十分だった。しかし、このとき第3号として次の規定が加えられ、問題が複雑になった。 また、整備新幹線の開業による在来線の第三セクターへの移管や路線自体の廃止などで、nhk「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」放送時とは大きくルートが異なる。 番組本編は、2004年5月6日から6月23日までの42日間(日曜日は放送なし)、北海道の稚内駅を起点とし佐賀県の肥前山口駅を終点とする最長片道切符 を用い、旅人である俳優の関口知宏が旅をするという形式をとって毎朝15分間、前日までの行程及び駅の紹介などを中心に各中継駅からBShiで生放送された(生放送当日の夜にBS2で再放送)。 今後、運賃ルールの改定により、最長片道切符自体の発行ができなくなる可能性だってあります。「のぞみ」を利用すると東京〜博多間は片道およそ5時間なので、その10倍で50時間。※西明石〜新大阪間は新幹線と在来線は別路線扱いなのでルートの重複にはあたらない※営業キロが200の位ではない数字の場合は、切り上げる(例:1001キロは1200キロとして計算する)日本最北端の駅稚内からジグザグに鉄道ルートを進んでいき、九州まで(肥前山口など)向かうのが一般的(鉄道路線の廃止などにより最長ルートはコロコロ変わる)JR線乗り放題の関西1デイパスのおすすめ使い方 エリア外へも!※東京方面から名古屋駅まで新幹線に乗り、名古屋駅で途中下車する場合は、別途金山駅から名古屋駅までの乗車券170円を購入する必要あり。下車後再び名古屋駅から塩尻方面へ向かう場合は、金山駅へ戻るためにさらに170円の支払いが必要。一方、新幹線で名古屋駅まで向かい、名古屋駅で下車せずそのまま折り返し、金山駅で途中下車する場合は、追加料金不要(運賃計算の特例)シフト制の休みの人なら、休みの日を短い期間に固めてとれば、さらに短い有効期間で旅行ができるはずです。「二度同じ駅を通過したり、今来たルートを引き返さない限り、通しで運賃を計算する」というJRの片道乗車券の特徴を生かし、限界の距離まで通しのルート(一筆書きルート)で発行されるJRの片道乗車券のこと。もちろん、これらに該当しない人(休みがシフト制など)でも実践可能です。実際にはこの乗車券1枚だけで旅することは難しく、自宅の最寄駅から出発地までのきっぷが別途必要だったりするので注意しましょう。最長片道切符はもちろんのこと、多くの路線をジグザグに通るようなルートのきっぷや、2000キロを超えるような長距離片道切符の場合は手書きの乗車券になる可能性が高いので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。JRの片道201キロ以上の乗車券の有効期間は、以下のように計算されます。※別途東京から土呂までの乗車券580円を買って組み合わせることで、東京駅から仙台方面へ通しで東北新幹線に乗ることが可能※帰りの山科から大阪までの乗車券を連続乗車券としてセットで買うと、大阪まで通しで東海道新幹線に乗れる上に、有効期間は17日間となる(山科→大阪の乗車券の有効期間が1日なので、それを合算する)また、途中下車は日にちをまたいでもよく、有効期間内であれば残りのルートの旅行を再開できるというルールになっています。距離と値段は、災害による不通なども重なりしょっちゅう変わるので一概にいくらとは書きにくいが、2018年現在はおおむね11000キロくらいで、運賃は片道90000円くらい(学割やレールアンドレンタカーを使うと2割引となるので、72000円くらいとなる) ※「鉄道旅行の神様」宮脇俊三氏の著書「最長片道切符の旅」。 表紙の写真の最長片道乗車券には、おびただしい数の下車印(途中下車した駅で押してもらえるハンコ)が・・・! 11000キロという距離は 東京〜博多間約5往復分に相当する距離です。 関口知宏の中国鉄道大紀行 最長片道ルート36,000Kmをゆく ラサから西安(せいあん)までゆく中国鉄道大紀行「春編」。 第1週は、青海(せいかい)チベット鉄道のラサから青海(せいかい)省の省都・西寧(せいねい)までの旅である。
TOP>列島縦断鉄道の旅>最長片道切符TOP: 列島縦断鉄道12000㎞の旅 最長片道切符で行く42日: NHK BShi&BS2 2004年5月6日~6月23日(全42回) 旅人:関口知宏