春は別れの季節でもありますね。異動や転勤、退職などの寄せ書きに送別のメッセージを頼まれることも多くなります。交流のあった相手はともかく、親しくない上司や先輩などへのメッセージは困りもの。親しくなくても感動するメッセージのコツをご紹介します。 「見てもらう」この言葉一つ考えるだけでは、あまりピンと来ないものですが、実際には、日常生活や仕事上では思っている以上によく使っている言葉です。特にビジネスにおいて「この資料を上司に見てもらいたい」「この文章はおかしくないか〇〇さんに見てもらおう」と思うことは多いのですが、実際に相手に伝える場合はどのような表現を用いるのが適切なのでしょうか。「見てもらう」は「見て(見る)」+「もらう」という二つの言葉が組み合わさっているため、敬語表現はやや難しく混乱してし … 日常会話で頻繁に使用する「させてください」実は間違った使い方をしている人も多い言葉です。あなたも丁寧にしているつもりが、間違った使い方をして相手から失礼な人だなと思われてしまっている可能性があります。正しい使い方をマスターして円満な人間関係を築きましょう。 「携る」も誤用ではないですが、「携わる」としたほうがよいでしょう。 「携わる」の使い方や敬語表現 「携わる」という言葉は、ある事柄と接点を持った場合に用いられます。正しい意味でつかうためにはどう用いればよいのでしょう? 会社で親しくない人が退職!送別メッセージに、悩む人も多いのではないでしょうか?今回は、親しくない、様々な立場の人に贈る送別メッセージの例文を紹介します。送別メッセージの中には、相手の立場によって、使わない方がよい言葉についても紹介します。
上司の異動が決まった場合、その上司が所属する部署等から、異動のメッセージを送る事が多いでしょう。どのような異動のメッセージを送ればいいのか悩む人もいるはずです。そこで、上司が移動する際に送ると最適なメッセージの例文や、尊敬の気持ちが伝わる文例をご紹介します。 「携わる」の意味・使い方としては「ある事柄と接点を持つ」であると紹介しました。「関与」「参加」など、ある事柄に関わったことを表す言葉であれば、表現を使い分けても良いでしょう。しかし「○○に携わりたい」だけだと、「どうして○○に携わりたいのか」など、明確な志望動機がアピールできていません。具体的な目標など、積極性をアピールすることで、就職活動を有利に進めることができます。しかし、敬語表現として「携わる」という使い方は正しいのでしょうか?今回は、「携わる」の意味や敬語表現、「関わる」など類語との違いについて紹介していきます。履歴書や面接など、これまでの経歴を説明する時に「これまで○○の案件に携わっておりました」と使ったことがありませんか?この「携わる」という言葉は、ビジネスシーンでもよく耳にする言葉です。「携わる」という言葉は、ある事柄と接点を持った場合に用いられます。正しい意味でつかうためにはどう用いればよいのでしょう?「携わる」はビジネスシーンだけでなく、就職活動でも頻繁に用いられる表現です。特に志望動機をアピールする場合に用いられます。「御社では○○の仕事に携わりたいです」などと、志望した理由を述べます。「携わる」を敬語で表現するには、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3パターンがあります。尊敬語では「携われる」などと用いられます。謙譲語には「携わる」の直接的な表現はありませんが「携わせて頂きました」など、携わるにつながる言葉を謙譲語にして表現します。丁寧語では「携わります」など、「です・ます調」になります。目上の人などに対しては「携われる」など、尊敬語で用います。自分の経験を述べる場合は「携わっておりました」など、謙譲語で用います。「携わる」の読み方は「たずさわる」。「携」(たず)は音読みになります。「たずさわる」の送り仮名として、「携わる」と「携る」があります。原則としては、「携る」と記載すると「携わる」なのか「携える」なのか判断がつかなくなってしまうため、「携わる」という送り仮名が正しい表現になります。「携る」も誤用ではないですが、「携わる」としたほうがよいでしょう。「participate」は、「携わる」「参加する」という意味。「take part」は、「手伝う」「参加する」という意味。「携わる」を英語で表現するなら、「携わる」を表している「participate」のニュアンスが近いです。ビジネスシーンでは、自分が従事したプロジェクトや案件について説明する時など「○○に携わっています」と用いられます。「携わる」の意味は、「ある事柄と接点を持つ」「手と手をとりあうさま」です。ビジネスシーンでは、「何かに関係している」という文脈で使われることが多いです。「携わる」は「関わる」という言葉と比較されますが、厳密には意味が異なります。「関わる」の意味は「ある事柄と関係を持つ」「ある事柄にこだわる」となります。「関わる」は「ある事柄と関係を持つ」という意味ですが、「携わる」は「ある事柄に仕事として関わる」という意味です。「生死に関わる問題」「心臓に関わる病気」などと表しますが、「生死に携わる問題」「心臓に携わる病気」とは表しません。また「携わる」は「従事」という言葉とも比較されます。「従事」の意味は「仕事に携わるさま」となります。どちらも「仕事に取り組む」という、共通の意味があります。また英語表現において「participate」は「take part」よりも丁寧な表現なので、ビジネスシーンでは「participate」を用いましょう。しかし「携わる」には「手と手をとりあうさま」という意味が含まれる部分が異なります。 ○○課長(上司の苗字・役職名)○○(異動先会社名・部署名)へのご栄転をお喜び申し上げます。入社時より、私のような本当に至らない所ばかりの部下をご指導頂き、○○課長には大変感謝しております。 ○○課長には、いつも苦労ばかりをお掛けしておりました。思い出しては、○○課長に申し訳ないと感じる気持ちで一杯になります。○○課長が私に教えてくださった事をいつまでも忘れず、努力を続けていきます。○○課長の今後のご健康とご活躍を、心からお祈りしています。本当にありがとうございました。通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...親しくない上司への異動のメッセージは、一体どのような言葉を送ればいいのか悩む事でしょう。良いメッセージを思いつかないからといって、そこで話を盛ってしまうのはいけません。その異動メッセージを受け取った上司も、「この部下とはそこまで親しくなかったはず」だと不審に思ってしまうからです。なるべく自然な異動を祝うメッセージになるように、当たり障りのない内容をおすすめします。○○課長(上司の苗字・役職名)、○○(異動先会社名・部署名)へのご栄転、おめでとうございます。○○課長がいてくださったおかげで、○○課(所属部署名)はいつも笑顔でいっぱいの、楽しい職場でした。○○課長は私達の笑顔、元気、やる気の源です。私はいつも、○○課長の背中を見ながら仕事をしていました。目標である○○課長のような立派な人間になれるよう、○○課長の教えてくださった事を忘れず、業務に励みたいと思います。今まで本当に有難うございました。多くの採用担当者は、あなたの「人となり」を判断する材料として「趣味特技」欄までチェックしています。だから、適切に趣...いくら相手が親しくない上司だからと言っても、そっけない内容のメッセージではいけません。上司とはつまり、貴方(メッセージを送る側)よりも上の立場の人なのです。社会人として、本音と建て前は区別しましょう。例えば「○○課長の事はあまり良く解りませんが」といった、「貴方の事をよく知りません」アピールは禁物です。これではそっけない、ちょっと態度が悪い異動のメッセージ内容になってしまいます。そういった文言は入れないようにして、「○○課長と一緒に仕事をする事は少なかったのですが」等と書き換えましょう。選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...上司の異動が決まった場合、その上司が所属する部署等から、異動のメッセージを送る事が多いでしょう。どのような異動のメッセージを送ればいいのか悩む人もいるはずです。そこで、上司が移動する際に送ると最適なメッセージの例文や、尊敬の気持ちが伝わる文例をご紹介します。異動のメッセージを書く際に、気を付けておきたいNGワードがあります。例えば「落ちる」、「倒れる」、「失う」、「燃える」です。結婚式のメッセージで「帰る」や「去る」といった言葉は縁起が悪いから避けられると言いますよね。異動のメッセージでも同じように、「栄転というめでたい出来事に縁起の悪い言葉は使わない」と暗黙のルールがあるのです。メッセージの内容に「落ち込んだ私を慰めてくださって」と書く事があるかもしれません。ここは「悩んでいた私を慰めてくださって」としましょう。「仕事で失敗をした時に」と書く事もあるでしょう。そんな時には「仕事で至らない事ばかりの私を」と書き換えます。親しくない上司への異動のメッセージであれば尚更、NGワードを避けた内容にする事を徹底しましょう。「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。調べてみると意外に簡単で、何に...親しくない上司に良い気分で異動してもらう為に、遺恨を残さない為にも、メッセージに褒め言葉を入れましょう。例えば「○○課長の背中を見て仕事をしてきました」や「○○課長のおかげで社内はいつも明るく笑顔が沢山ありました」等です。この時の注意点は話しを盛り過ぎない事、嘘のメッセージを書かない事です。上司が多くの社員から尊敬されるような人であった場合は、「背中を見て」や「目標として」仕事をしてきたと書くといいでしょう。上司がお喋りが好きな人だったならば、「部署は○○課長のお話で笑顔いっぱいに」等、明るい内容を書きます。そうすると親しくない上司も「あまり接点のなかった部下だけど、よく周りを見ているんだな」と好意的に思ってくれるでしょう。親しくない上司が異動したからといって、そこで貴方(貴方の勤め先)と異動した上司の関係が断ち切れた訳ではありません。異動先の会社が貴方の勤め先会社の取引相手になる可能性もありますし、再び仕事をする機会だってあるかもしれないのです。「もうお会いする機会はありませんが」や、「もう一緒に仕事をする事はないと思いますが」といった言葉は禁物です。こういった場合、本音では「もう機会はないだろう」と思っていても、「またご指導いただければ嬉しく思います」と建て前の言葉が大切なのです。「まだ貴方(異動する上司)と仕事をする機会がありますように」といった内容に書き換える事が適切でしょう。○○課長(上司の苗字・役職名)○年間、大変お世話になりました、有難うございました。なかなか業務を覚える事ができない、至らない所ばかりの私は、○○課長にいつも苦労ばかりをお掛けしておりました。それでも○○課長は粘り強くご指導くださり、本当に感謝しています。○○課長のご指導があったからこそ、私も成長する事ができました。どうかお身体に気をつけて、ご活躍されますようお祈り申し上げます。親しくない上司への異動のメッセージで、入れておくべき言葉があります。それは、「感謝と活躍を願う言葉」です。感謝の言葉は「今までご指導いただきありがとうございました」とシンプルな内容でもいいのです。この一言があるのとないのとでは、異動のメッセージの印象もまた変わってきます。活躍を願う言葉は、例えば「今後のご活躍をお祈りします」という一言でも良いでしょう。「貴方(上司)の新天地での活躍を願っていますよ」という気持ちが伝わる言葉があれば、丁寧なメッセージになります。この感謝と活躍を願う言葉が入っているメッセージであれば、親しくない上司も「貰って嬉しい」と思える内容となるでしょう。記載されている内容は2017年01月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。