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日系移民の多いペルーでは日本人が信用され、政府の要職に就く人もいます。日本も、そうした人材を育てていかなければならない。たくさんの外国人を受け入れ、学校でいくら日本語教育をしても、根本的な考え方を変えなければ良き社会を築くことはできないと考えます。前任校の飯田北いちょう小では、児童の日本語レベルや学力に合わせて、国語では5段階、算数では4段階の習熟度別授業を展開していました。本校では、まだそうした指導体制までは整えられていません。飯田北いちょう小では、日本語に課題がある子に対し、教師も児童も「私は日本語で話すから、あなたはベトナム語で話して。そうしたら、他のベトナムの子供に伝わるから」と伝えるなど、その子が活躍できる働き掛けをしていました。飯田北いちょう小はまさに100年後の、日本の学校の姿なのです。そのことを想定した準備をいつから始めるか。結論としては、「今、始めなければいけない」と思います。外国にルーツのある子供たちを指導する際には、さまざまな配慮が必要です。日本の子供であれば、例えば地理や歴史の教科書の内容は、周囲の大人から聞いたり、テレビで見ていたりする場合がほとんどでしょう。しかし外国の子の場合、そうした生活体験がない状態で学習をしているわけです。本校において、外国にルーツがある児童は33人、全体の10%程度です。また、国際教室に来て私の日本語指導を受けている児童は2人しかいません。国際教室も2017年度に設置されたばかりで、まだまだ模索段階です。先日、人権週間に合わせて、4年生に授業をしました。テニスの大坂なおみ選手や陸上のケンブリッジ飛鳥選手ら、小学生でもよく知っている有名人を出して「この中で日本人は誰?」と聞くんです。大坂選手がグランドスラム大会で優勝したとき「日本『勢』初」と表現したメディアがありました。また、大相撲で白鵬が優勝したときも、当時大関だった稀勢の里の、横綱待望論の方が大きく取り上げられていました。ところが、日本の学校は、日本語による詰め込み型の教育が主流なため、受験では日本人に勝てず、徐々にベトナム語も忘れてしまう。外国人生徒の高校中退率が高く、犯罪に手を染めてしまう傾向が強いのは、ある意味で日本の教育システムが原因です。学校教育を通じて彼らが活躍できる社会を作り、一人一人の良さを引き出していかないといけません。入管法の改正で日本語教育の必要性が強調されていますが、私はイマージョン教育の視点が欠けていると思います。昨年末に改正入管法が成立し、日本は今後、より多くの外国人を受け入れるようになる。そうした中、学校現場における外国人児童生徒への対応は、どうあるべきなのか。在籍児童の半分が外国籍か外国にルーツを持つ横浜市立飯田北いちょう小学校で国際教室を担当し、現在は同市立仏向小学校の国際教室を担当する菊池聡教諭に、多文化共生社会の実現に向けた教育の役割を聞いた(全3回)。第1回では、飯田北いちょう小や仏向小での実践から、日本の多文化共生の障壁となっているものの正体に迫る。一人一人に、自信を持たせる指導も大切です。国語の授業で、句読点ごとに交代して音読する「丸読み」の場面を想像してください。日本語に課題のある子に順番が回って来ると、飛ばしたり、順番を変えてひらがなの多い文章を読ませたりすることがあります。確かに必要な支援かもしれませんが、その場面を見た他の子供たちは、その子を特別な目で見てしまいます。漢字についても、画数の少ない易しいものから順番に教えるよりも、漢字が表す意味と日々の生活体験を結び付けて教えた方が効果的です。30年後の日本社会を支えるのは今の子供たちです。その子供たちに今のうちから、国籍や肌の色や言葉は関係なく、お互いの良さを認め合っていくことの大切さを分かってもらわねばならない。大人になってからでは意識や考え方はなかなか変わりません。それから、学級担任と連携を図り、国際教室で事前に練習をした上で、普段の授業で最後に発言する機会を与えてもらうなどして自信を付けさせるような指導も行っています。日本語に課題がある子供たちは、普通教室では発音やアクセントを笑われるのを嫌がって、なかなか一歩を踏み出せないでいます。だから、最初はクラスの方がその子の言葉に合わせてあげるようにするんです。例えば、クラスでのあいさつをベトナム語や中国語でやってみる。そうやって、マジョリティーからマイノリティーに歩み寄らないといけません。そうした日本の状況を子供たちに考えさせながら、危機感を持ってもらえたらと思っています。普段の日本語指導では、子供に合わせて、日々の生活場面に即した教材を選んでいます。日本語指導用のテキストもあるのですが、順番通りに進めることはまずありません。子供たちが生活の中で困っていることや解決したい問題と言葉をつなげることで、日本語の学習をしながら生活上の課題を乗り越えられるようにしています。横浜市立仏向小学校教諭(国際教室担当)。2001年~03年に香港日本人学校大埔校に勤務。04年から横浜市立いちょう小学校(国際教室担当)、14年に同校が統合した同市立飯田北いちょう小学校(国際教室担当)に18年3月まで勤務。多文化共生の視点から、地域や関係機関と連携した学校づくりを進め、海外への視察も精力的にこなす。17~18年に教育新聞の連載「多文化共生教育の最前線」を分担執筆。著書に「<超・多国籍学校>は今日もにぎやか! 多文化共生って何だろう」(岩波ジュニア新書)など。飯田北いちょう小は、児童の約半分が外国にルーツを持っているため、外国の人たちの力を借りないと学校を運営できない状況でした。日本社会全体も、このままいけば100年後には人口が5千万人を切り、今の人口規模を維持するためには半分以上が外国人になるとの推計もなされているそうです。例えば、ベトナムの子にベトナム語で日本の歴史を教えれば、内容をよく理解してもらえるだけでなく、母語であるベトナム語も維持できます。その子が大人になれば、日本の歴史をよく理解し、ベトナム語も話せる人材に育ってくれます。 多文化共生の視点から、地域や関係機関と連携した学校づくりを進め、海外への視察も精力的にこなす。17~18年に教育新聞の連載「多文化共生教育の最前線」を分担執筆。著書に「<超・多国籍学校>は今日もにぎやか!