ラグラン線をきれいに出す方法.
N.Pから曲線で13まで描きますが、Q点はラグラン線らしい美しいアウトカーブで描いてください。パターン用紙に前身頃と後身頃の肩を合わせた状態で書き写します。手を上げやすく機能性を出したい時は、3及び4から3’と4’まで同分量を脇下で上げると良いでしょう。但し身頃との長さ調整は必ず行ってください。後側袖と前側袖の曲線は同じ考え方で、N.P(ネックポイント)から約2.5cmはインカーブにします。そこから直線で肩先のP及びQの位置から約0.3cm~0.4cm程、外側へアウトカーブでつながるようR及びSのポイントまで描きます。あとは直線で13に結び完了です。5’と6’は13’を中心とした水平線で、13’~5’と13’~6’は13~5と13~6の袖裾巾に合わせ、最後に3~5’及び4~6’の線を描き直します。袖山S.P(ショルダーポイント)を中心に袖山曲線Fが前身頃B点(パネルライン)に着くまで回転させます。このデザインのラグラン袖はセットイン袖に比べネックラインの縫い目が4箇所多くなりますので、出来るだけ正確に写してください。A点とB点がセットイン袖側に(C線とF線)はみ出している部分の巾と同じ分量をC線とF線から外側の各所にポイントを取り、3及び4に向けてインカーブを描きます。RとSの合印は、3と4の水平の位置で、PとQはセットイン肩先の位置です。例えば、前側袖のS.PからQ点を1.5cm開いたとすると、後側袖のS.PからP点は1.8cm開くことになります。N.Pから曲線で13まで描きますが、P点はラグラン線らしい美しいアウトカーブで描いてください。A点B点の合印と8図のラグラン切り替え線V~3とW~4は、前後身頃との長さ調整の際、正確に印してください。3と4は常に水平であり、上下に動かす場合は同じ分量を一緒に動かします。横に動かす場合は、前側と後側の長さ調整が必ずしも一定とは限りません。この場合は、前側と後側の修正後3~4の中心に直下線を書き13とし、5及び6に袖裾巾を振り分け、3~5、4~6を描きます。この方法は、多くのデザインに使われますので、マスターすればあなたのパターン応用の幅が広がることでしょう!ラグラン線を描く際は、肩部と袖が一体になるので、肩の厚み分が不足します。従ってP及びQの位置から約0.3cm~0.4cm程ラグラン線の肩先が出るように曲線を描きます。その時は、前側袖のS.PからQ点の開く量より後側袖の接点Gを中心に0.3cm余分に開きます。袖裾口巾を13から左右均等に6及び7に出して、3~7、2~6と結び完成です。図の一点鎖線のように前肩先Q点と袖S.P(ショルダーポイント)を合わせ、前肩先を中心にB点を動かし、前身頃アームホールE線と前側袖山F線の接線を見つけ、接線Hとします。後身頃の肩先P点と袖山S.P(ショルダーポイント)を図のように合わせます。この方法での一枚袖ラグランは、肩に縫い目があると都合の悪いレインコート類等に使用します。ラグラン切り替え線V~3(後側袖)及びW~4(前側袖)の長さと身頃の長さを確認し、長さが違う場合は3及び4を動かして長さ調整します。図のように、ラグラン線を描いた肩の部分を抜き出します。トレーシングペーパー等に写しておくと袖合わせが楽に出来ます。図の一点鎖線のように後肩先P点と袖S.P(ショルダーポイント)を合わせ、後肩先を中心にA点を動かし、後身頃アームホールD線と後側袖山C線の接線を見つけ、接線Gとします。8図では、P~S~13とQ~R~13は重なっていますが、9図では袖を抜き出しRとS及び袖裾13を合わせた状態です。4図、6図で行った 接点Gと接点Hを中心としてS.PからP点とQ点を1.5cm開きました。素材や仕様、そして目的によっては後袖ラグラン線P点からSの合印の間に0.3cmのイセを入れる場合があります。アームホール下側のT線とU線は、図のようにスムーズなインカーブの曲線で3及び4に向けて描きます。A点~2と、B点~3の距離は2図で写し取った図を反転し、A点及びB点に近い双方のラグラン線を合わせてA点~2及びB点~3の線を写します。セットイン袖(普通袖)は、袖山の高さによって袖の落ち着く角度が異なります。後身頃をラグラン線に合わせ、裄丈をXYZと取ります。これで袖丈裾Zが出ます。袖巾は、多少変わりますが、線を引きなおして図のようになります。8図の丸で囲った部分を見てください。B点に至る身頃に描いたラグラン線を反転し、ラグラン袖のクリにする方法は基本ですが、9図は手を上げる機能を高める為、脇下の3’及び4’を同じ量上に上げます。5図で交わった接線Gを接点Hとし、一点鎖線の位置から接点Hを中心に袖S.P(ショルダーポイント)と前肩先Q点を1.5cm開きます。A点及びB点は合印になるので、正確に合わせ写し取ってください。3図で交わった接線Gを接点Gとし、一点鎖線の位置から接点Gを中心に袖S.P(ショルダーポイント)と後肩先を1.5cm開きます。4図と6図のショルダーポイント(S.P)から肩先PとQを1.5cm開いているので、N.Pから13までのラグラン丈は1.5cm長くなっています。従って13から13’は1.5cm短く修正します。フル工程テキスト本編4冊、アイテム毎の短編テキスト(パターン解説のみ)、好評発売中。曲線の描き方は個々の感性によって異なりますが、ラグラン線の美しさをよーく想像して描いてください。袖山S.P(ショルダーポイント)を中心に袖山曲線Cが前身頃A点(パネルライン)に着くまで回転させます。中心線から2~3及び6~7を設定している理由は、袖が捻れない為です。応用3ラグラン線のポイントはA点及びB点になります。A点及びB点は、アームホールと袖クリの分岐点になりますから、A点及びB点に至る手前の曲線を、身頃及び袖のラグラン線の曲線と合うように描いてください。you are wonderful… thank you so much for all these patterns! ラグラン袖(ラグランそで、Raglan sleeve)は洋服の袖の一形式である。 ラグランスリーブと表記される場合もある。 当然、2段ごとの増し目は50段目に到達するだいぶ前に終わってしまうので、線が途中で途切れたような感じになってしまったんですね。袖下に近い部分のラグラン線(5㎝くらい)が、薄くなっているような感じになっていますよね?ちなみにヨークの増し目を図にするときは、例のごとくメモリーシートを使っています↓増し目の数が多いときや、細い糸で編むときは、2段ごとにどんどん増やしていってもあまり気にならない仕上がりになると思いますが、太い針と糸で編むとき、小さいサイズを編むときなどは、ラグラン線がなるべく均一になるように編むことを心掛けたほうがきれいかな、と思います。均整の取れたラグラン線とはどういうことかと言うと、私の中では↑この写真のような感じのラグラン線のことを指しています。それじゃあ、どのように増し目の位置を分散させればいいのでしょうか?あまり難しくないので、ラグラン線を編むときはこのことを意識すると、きれいな線が編めるかと思います。一方の黄色いセーターは、最初から2段ごとに増し目をどんどんしていって、最後の3回分くらいだけ4段ごとに増し目をする、と言う編み方で編んでいきました。【とじ・はぎなし!】ネックから編むトップダウンのラグランセーターの編み方 その4(最終回)フェリシモ『アフガン編みのサンプラーの会』15回目ー142.水色の水玉模様メモリーシートはいろいろと使い勝手が良いので、オリジナルのセーターを編むときだけでなく、複雑な編み図の作品を編むときなどにもすごく重宝するアイテムです。私はこれを使うことによって、編み間違いが減りました。ヨークの場合、使う糸と針にもよりますが50~60段くらいと比較的少ない段数の中で増し目をすればよいので、大体のあたりをつけて感覚で行っています。ラグランセーターの編み方の記事でも少し触れたのですが、ラグランセーターの増し目でラグラン線を編むとき、編み方を少し工夫すると均整の取れたラグラン線が編めるということに気付いたので、ここで少し解説したいと思います。日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)ベージュのセーターは、「2段ごとに増し目を3セット」を一塊として、50段までに指定の数(=38目)まで増し目をしたものです。↑そしてこちらのラグラン線は、先ほどの写真のラグランセーターと同じ目数ではじめ、同じ数だけ増やし目をしたものですが、見た目が違うのがわかりますでしょうか。つまり、編み目がきれいかどうかは置いておくとして、ラグラン線が端から端まで一定ですよね?私の場合は・・・計算ができないので、図に描きながら適当に分配していますw
どこからどこまですべて二目ゴム編みで、全てのパーツをラグラン線で直線的にはぎあわせているので、これ以上単純なフォルムはないと言えるセーターですが、この単純さはある意味、見た目だけのことに過ぎず、技術的には結構手ごわいものがあります。 ラグラン線は両方とも段で、しかも1対1だから簡単! スイスイできて、写真を撮る間もなく終わってしまいました。 ああ、前後差のないラグラン線のすくいとじ、クセになりそう~ ラグランとは襟ぐりから袖下まで切り替え線が入っているデザインの服になります。肩から袖下まで斜めに線が入っているのが特徴で、この袖の形をラグランスリーブと呼ばれています。 首回り(襟ぐり)から袖の下部分まで斜めに切り替え線が入ったデザインのことです。 スポーツウェアやユニフォーム、カジュアルまで幅広く使用されるデザインです。 ã£ãã®ã¡ãªãããç¹å¾´çã解説ãã¦ããã¾ãã そのラグランスリーブにも歴史があるって知っていましたか? 実は深い歴史と意味があるのです。 ラグランスリーブとは? 首回り(襟ぐり)から袖の下部分まで斜めに切り替え線が入ったデザインのことで … 一覧を見る. まず、カジュルとしてのラグラン線をどのような曲線で描こうと、それはデザインになりますが、パターンを作成する人が曲線に責任を持つことが大切です。 応用3ラグラン線のポイントはa点及びb点になります。a点及びb点は、アームホールと袖クリの分岐点になりますから、a点及びb点に至る手前の曲線を、身頃及び袖のラグラン線の曲線と合うように描いてください。 ラグランセーターの編み方の記事でも少し触れたのですが、ラグランセーターの増し目でラグラン線を編むとき、編み方を少し工夫すると均整の取れたラグラン線が編めるということに気付いたので、ここで少し解説したいと思います。